“ビルを、まるごと、心地よくする” - 三菱電機ビルテクノサービス株式会社(社長:石川正美)では、エスカレーターの乗降口で利用者が倒れていたり、子どもが遊んでいて手すりの入り込む部分に近づいていることなどをセンサで検知し、ブザーや音声で知らせる新しい安全対策
「エスカレーター倒れ検知システム」を開発しました。
なお、「エスカレーター倒れ検知システム」は、2010年10月から販売を開始する予定です。
◆「エスカレーター倒れ検知システム」について
<システム概要>
エスカレーターの乗り口や降り口で利用者が倒れていたり、子どもが手すりの入り込む部分に近づいて遊んでいる場合など、センサがそれを検知して、乗降中の利用者や管理者に異常の発生を知らせます。
<検知の方法>
エスカレーターの乗り口や降り口にセンサを設置し、あらかじめ設定した検知エリア内で、一定の大きさの物体が一定時間以上同じ場所に止まっている状況を捉え、異常を検知します。
センサから発射した光ビームが物体(人物含む)に反射して戻ってくる時間を常時計測し、その距離を計算することにより、その物体の移動状況を常時監視します。
<報知の方法>
異常を検知した場合には、警告ブザーや音声アナウンス、方向表示器に「進入禁止」の運行表示をするなどで、乗降中の利用者や管理者に異常の発生を知らせます。
さらに、監視カメラシステムを組み合わせることで、異常検知時にカメラ映像を中央監視システムなどの画面に表示させたり、発生前後の映像のみを精細な画質で録画し、後から容易に検索することもできます。
<システムの概要>
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倒れ検知システムの検知イメージ
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倒れ検知システムのセンサ
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倒れ検知システムの施工例
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