
運用管理費には設備の運転に要するエネルギー費用や保守費用が含まれます。ビル設備の経年劣化は運用管理費を増大させる大きな要因であり、「運用管理費を抑える」には劣化した設備を最新式の効率のよい設備に更新するリニューアルが必要です。
機能・性能の維持・回復に必要な修繕コストと、それによって得られる成果、さらに他の設備との関連なども充分に考慮して、最も効率のよいタイミングでリニューアルを実施する必要があります。
また、近年の市場動向としても長期のリニューアル計画(長期修繕計画)は住宅金融公庫による優良中古マンション融資の必須条件になっており、官庁でも作成を義務付ける動きが本格化するなど、その必要性はますます高まってきています。