赤水は給水設備で最も多いトラブルで、放置すると水の味が悪くなるばかりか、水の出が極端に細くなり、漏水などの原因にもなります。これは給水管など鉄製部分の錆(サビ)が原因で、代表的な対策として
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1. |
防錆剤の添加 |
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2. |
既存の鋼管内部に樹脂を塗布するライニング工事 |
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3. |
配管の取り替え |
などがあります。
水質や配管の腐蝕の進行具合により対策は異なりますから、まず設備診断を行い、給水管の状況を正確に把握することをお勧めします。診断には「ファイバースコープによる給水管の調査」や「超音波を用いた厚さ調査」など、配管を切断せずに短時間で行う方法があります。