関連する法律には「建築基準法」と「消防法」が挙げられます。
建築基準法では、特定の用途・規模以上(概ね1,000m2以上)の建物に対し、建物本体と建築設備に関する定期的な調査・検査の実施・報告が義務付けられています(特殊建築物定期調査・建築設備定期検査)。
また、消防法では、消防用設備を設置しているすべての建物に対し、定期的な点検の実施・報告が義務付けられています。
そのほかに、地域によって条例が制定されている場合があります。
いずれも建物の用途や規模、設備等により点検内容は異なりますが、規模の大小に関わらず、適切な防災対策を施すとともに定期的なチェックを行うことが大切です。