事務所ビルの年間エネルギー消費量を概算すると、空調用が全体の約50%と、最も大きくなっています。ご自分でできる事項として適切な温度設定やフィルターのこまめな清掃などがありますが、より効果を高めるには、空調設備の整備・洗浄を実施し効率運転を維持する方法があります。定期的な整備・洗浄により20%の省エネが可能で、とくに熱交換器の洗浄は3〜4年に1度は必要です。
また、ポンプ・ファンのインバーター制御や台数制御でも、省エネ効果を高めることができます。
さらには、省エネを目的とした空調設備へリニューアルすることも考えられます。