空冷式のエアコンの場合、室外機が設置されている周辺の気温が高くなり過ぎると、室外機側の熱交換効率が悪くなります。そのため冷えが悪くなったり、保護装置が働いてエアコンを強制停止することがあるのです。
室外機に直接日射が当たっている場合、特に西側は南側よりも日射量 がはるかに多くなるので、植物等で西日をさえぎると効果的です。
また、“打ち水”という伝統的な方法がありますが、この原理を活用した「エアコン用散水装置」という商品もあります。この装置は室外機に取り付け、霧状の水を熱交換器部分に吹き付けて周囲の温度を下げます。エアコンの冷房能力を安定させ、突然停止するという現象も回避できます。