一般的に冷凍機のオーバーホールは、圧縮機の分解点検のことをいいます。その内容は、圧縮機を分解、部品の傷み具合（各摺動部の摩耗度をチェック）、オイルの劣化などを点検し、再利用する部品は洗浄、摩耗の激しい部品は交換します。これによりさまざまな故障や機能低下を未然に回避し、新品に近い機能回復が見込め、省エネにも繋がります。
周期は、運転時間や負荷の状態、機種などにより異なりますが、およそ３〜４年が目安になります。所要時間は標準的な機械１台あたり１〜２日程度です。