今年4月に三菱電機と東京電力が共同開発した「エレセーブ」は、モーターに一定の負荷がかかると発電し、その電力をニッケル水素電池に蓄電する「回生電力蓄電システム」を採用しています。
このシステムは、エレベーターのかごの乗員数により、運転時、モーターに負荷がかかると発電する(回生電力)機能を活用し、従来は熱として捨てていた回生電力を蓄電池に蓄えてエレベーターの運転に有効利用するものです。従来の通常運転に比べ、消費電力を20%以上低減できます。
「エレセーブ」は、新発売の機械室レス・エレベーター「エレパックi」にもオプションで適用できます。