近年のエレベーターは、利用者が指定した階までの距離とエレベーターの速度をコンピューターによって計算し、滑らかな速度カーブを描くよう制御されています。このため、目的階に近づくにつれ速度が下がり、最後にはゼロ速度となって停止します。エレベーターが停止後、その位置がずれないようにエレベーターを「保持」する役割を果たしているのがブレーキで、車や電車のように「動いているものを止める」というブレーキの一般的なイメージとは異なります。
当社の最新のエレベーターメンテナンス契約「ELE-FIRST(エレファースト)」では、エレベーターの速度制御の状態やブレーキの性能などを「遠隔」で点検・診断しており、24時間365日エレベーターの安心と快適を見守っています。